早期発見をめざします
[乳がんは早期に発見し、治療をすれば治るがんです]
乳がんは、女性のがん患者全体の約20% を占め、女性が最もかかりやすいがんです。
しかし乳がんは早期発見であればあるほど、また適した治療を行うことで治る可能性が高いがんです。
乳がんの5年生存率は90% を超えており、他のがんと比べても予後のよいがんといえます。
また早期の状態であればあるほど5年生存率は高く、早期に発見し手術や治療をすれば、ほぼ100 パーセントが治ります。
部位別がん 5年相対生存率(2006~2008 年診断例)
乳がん 5年相対生存率 全がん協(2006~2008 年診断症例)
当院手術症例における病期の割合(2016年)
我々は常に完治を目指し、早期発見に力を注いでおります。
日本において年々早期乳がんの割合は増加しており、初診時0〜Ⅰ期の割合は50%程度とされており、最新のがん統計では、手術症例におけるⅠ期の割合は約45%と報告されています。当院の手術件数も年々増加しており、初発乳がんの手術が200例を超えています。手術症例における早期がん0〜Ⅰ期の割合は69.6%であり、早期乳がんの状態で発見できている症例が確実に増えております。