自己検診について
[乳がんは早期に発見し、治療をすれば治るがんです]
乳がんは自分で発見できる数少ないがんの一つであり、自己検診が大切です。月に一度は自己検診を行ってください。
自己検診で乳房の変化を感じた人は、乳がん検診を待たずに、医療機関を受診してください。
なお,自己検診の方法は、下図を参考にしてください。
自己検診だけでは乳がんの早期発見には不十分ですから、自己検診で異常がなかった人も、乳がん検診を定期的に受けましょう。また、乳がん検診で「異常なし」といわれた場合でも、自己検診は続けましょう。
マンモグラフィによる集団検診の対象とはなっていない40 歳未満の人も、自己検診をしっかり行うことが大切です。
<自己検診の方法>
a:鏡に向かい、腕を上げて、乳房の変形や左右差がないかをチェックする。
b:渦(うず)を描くように手を動かして、指で乳房にしこりがないかをチェックする。
c:仰向けになって外側から内側へ指を滑らせ、しこりの有無をチェックする。
<実施時期>
閉経前の人は,月経終了後1 週間くらいの間に行う(排卵から月経終了までは乳房が張るため)。
閉経後の人は毎月,日にちを決めて行うとよい。